完璧主義者のファンデーション

人によってメイクの中で好きな行程があると思うんですが、私が好きなのはです。肌と眉毛・まつ毛にハリツヤがあるのが好みで、且つ生活感がない感じに仕上がるのが理想。産毛はいらない。

 

ヘアメイクの仕事をしていた頃からファンデーションと毛関連アイテムが好きで収集していたのでそれの名残が今でもあります。今回はそのファンデーションのこだわりを。

 

参考までに、今の私の肌状況は

・皮膚が薄くて頬に赤みが出やすい

・どちらかというと乾燥肌寄り、皮脂少なめ

・クマはうっすら青い

・口角が少しくすんでいる

・標準色より少し明るめでイエローとピンクの間の肌色

・ツヤが出やすい

・刺激には強め

 といった感じ。よっぽどでない限り化粧品でかぶれたりすることはないのでいろんなブランドのものを使います。

 

そしてファンデーションに求めていることは、

・カラーバリエーションが多いこと

・リキッドかクリームタイプ

・カバー力は赤みが隠れる程度

・おしゃれな質感

 

そして最近のベストなファンデーションが、

NARS ナチュラルラディアント ロングウェアファンデーション ¥6,100+tax

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NARS史上初、輝きの力で16時間持続するファンデーションが登場。今までにない感触、 仕上がりをもたらします。軽い感触と輝きをあわせ持つ、ロングウェアファンデーションがついに登場。ハイカバレッジでありながら、素肌のようなナチュラルな仕上がり。肌に閉塞感を与えず崩れないフォーミュラはラズベリー、リンゴ、スイカのエキス配合。ハリ感をもたらし、なめらかで質感が整った肌に導きます。長くつけているほど明るく、もっと美しい肌に。肌の色にマッチする特殊技術により、違和感のないかつてなく自然なトーンが得られます。ナチュラルラディアント ロングウェアファンデーションは、これからの美しい肌を約束します。  公式HPより

 

NARSのファンデーションは新作が出るたびに試しているんですが、どれも質感がモードで、雰囲気をまとったお肌になれるんです。これはラディアントと謳われるとおり、光を発しているようなツヤが出ます。顔を左右に振るとステンレスのようなツヤ感が美しい。内側からのツヤというよりは、外からの光を反射するイメージです。

 

カバー力はそこそこあって、頬の赤みは難なく隠れて均一な肌色に仕上がります。しっかりカバーしようと思ったら手元で練るように指になじませて、少し乾いた状態になったらポイントで重ね付けします。

どのファンデでもカバー力を上げたくて重ね付けするときは、手元でねりねりしてから足して、先に塗ったファンデの上に層を作ります。ゆるゆるのまま足すと下のファンデの層と混ざって、カバーできなかったりフィックスしない原因になる。Photoshopのレイヤーみたいなイメージ。

NARSのファンデってどれも顔料が多い気がする。下の肌が透ける感じがあんまりないので、薄く伸ばしても馴染み過ぎて消えたりせず、でも透明感は適度にある仕上がり。不思議!

 

持ちに関しては、あまり化粧崩れしないタイプなので正直わかりません。肌質なのかテクニックなのか。プロだからかな😉

このファンデでは、パウダーで全顔抑えてなくてもずるずるに崩れたりしませんし、多少は薄くなりますが直さなくても汚くないレベル。部分的に取れてムラになるというより全体的に薄まっていくようなイメージ。なので毛穴が気になるといったこともないです。

ビターーっと張り付いてガチっとフィックスするというより、柔らかい膜が張ってストレッチするような付け心地なので、皮脂が多い場合や夏場はファンデ膜が馴染んで薄まるようになくなるかも。とりあえず夏まで使ってみます。

 

カラーは色々迷って今手元に4色あります。そしてもう1~2色追加しようと思っています。

色選びに失敗したわけではなく、日によって変えたいのとコレクター気質が出てるからで、今はこの4色を使い分けてます。日本での標準色は6607だそうです。

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左から順に、

6602 Yukon ピーチベースの非常に明るい肌色

6604 Salzburg ゴールデンベースの明るめの肌色

6605 Deauville ピンクとイエローのバランスのとれた明るめの肌色

6607 Fiji イエローベースの明るめの肌色

日本の公式サイトには色番号しか載ってなかったんですけど、素敵な名前がつけられているので色名も載せてほしい。街の名前がつけられているのも個人的にツボです。DeauvilleとかFijiとか、色名が他のファンデと被ってるものは同じカラーなんだと思ってます。

元々どのファンデもDeauvilleを選んでいたんですが、これだけカラバリがあるので他の色も欲しくなった。Fijiに比べると黄みが弱くて、説明通りピンクとイエローのバランスが中間という感じ。国内のブランドのファンデが黄色すぎるという場合や、夕方顔色がくすんでくるといった場合にはいい色。Salzburgはオレンジみ、Yukonは白さのあるピーチピンクみ。

 

私は普段、下地に同ブランドのラディアンスプライマーを使っています。あとは他社の日焼け止め。そのあとこのファンデーションを1プッシュ分指で伸ばして、スポンジかブラシでなじませます。カバーしたいときはさらに乗せて、周りをポンポンと溶け込ませます。

NARSのBAさんにタッチアップしてもらったとき、指で伸ばすとき、クリームを塗るみたいにくるくる円を描きながら伸ばしてください~と仰ってました。そうすると肌色とより馴染むとかなんとか。あと使う前に振ってください、と言われました。振っていいものを振らず、振らなくていいもの(缶コーヒーとか)を振るタイプなので心に留めた。

量は、最初指付けするなら1プッシュで十分だと思います。このファンデ、私の持ってる他のプッシュ式のものより一度に出る量が少なくて、丁度いい量なんです。そういうところも気に入ってるポイント。

 

パウダーは基本的につけません。どこのどのファンデーションを使ってもパウダー使用率は低いです。3%くらい。一日中炎天下にいる日と眼鏡をかける時くらいで、そのときでも鼻周りとフェイスラインだけ。

つけるときは大体、ライトリフレクティングセッティングパウダーエバーソフトにとって鼻回りからキュキュッと押さえるように付けます。そのあとつけ足さずにフェイスラインへ。

ライトリフレティングはプレストとパウダーと両方使いましたが、プレストの方がスポンジに取りやすいので気に入ってます。ブラシで使うならどっちでもいい。

 

このファンデーションが発売される前は、

ベルベットマットスキンティント

アクアティックグロークッションコンパクト

このふたつを使い分けていました。どちらも2個リピート。ベルベットマットはマットで薄づき、クッションはツヤッツヤで薄づき。さらにその前には、

ラディアントクリームコンパクトファンデーション

これにドはまりして何度もリピートしてました。もはや何個使ったか忘れた。こちらはサテンのような仕上がりでカバー力を調整しやすいです。当時出てた下地とのセットが最強だった。

仕事ではシアーグローファンデーションを何色か揃えてました。あとはBOBBI BROWNとかローラメルシエMACあたりが使いやすかったですね。

 

私は気に入ったら人におすすめしたくなってしまうのでどんどん薦めてます。それと廃番になったら困るから!NARSは特に、いつのまにか廃番というパターンが多いのでどんどん布教したいと思っています。